疲れた話

 

疲れた。

 

最近の出来事を記そうと思う。

 

何が起きたか単刀直入に書くと、私のTwitterをフォローしてる人ならわかる"姉さん"に振られたこと。

 

"姉さん"とは、同期の女の人を指す(一浪M2)。

 

 

地頭は良さそうに見えないけれど(何様だよ)、

努力を惜しまない人。

 

自他ともに認める真面目な人。

 

苦手なことから逃げず、面と向かう人。

 

家庭的な人。

 

完璧そうに見えて、時折子供っぽい時もある人。

 

 

そんな姉さんに惚れた。

 

 

 

 

姉さんとは2人で5回くらい遊んだ。

 

最初は星を見に行き、

次は彼女が好きなカフェに行き誕生日プレゼントを渡し、

その次は真夏の太陽のもとで川遊び。

夜景を見に行ったり、仕事帰りに彼女の家でご飯をご馳走になって、地酒を飲んだりもした。

 

 

初めに断っておくと、私は「こんなに遊んだのに振るなんて意味わかんねー女だわ。共感してください」と言いたいわけではないこと。

(いや全否定はできないけれど)

 

ここで私がキレると、「なんで俺と付き合えんわけ?俺を選んでくれや」と言ってるようなものだから。

 

私は付き合ってくださいとお願いしたけれど、

付き合うか付き合わないかの選択肢は彼女にあるわけで。差し出された選択率の中から答えを出した彼女に咎める理由がどこにあるだろうか。

 

単に私に魅力がないだけなのだ。

魅力があれば付き合えたかもしれないし、

魅力がないならもってのほかだ。

 

 

 

 

 

 

少し前の話になる。

 

私の好きになる人、とりわけタイプは、

 

・よく話す人(話してくれる人、話しかけてくれる人)

・家庭的な人

・笑顔が素敵な人

・優しい人

 

 

上記2つくらいに当てはまると大体好きになる傾向が強く、特によく話す人というのがメインファクターになってる。

 

 

中学も高校も、毎日話したりメールをする人に徐々に好意を持っていった。

 

だけれど自分は凄い鈍感で、好きになったことにすら気付かないし、むこうが彼氏ができたり、ある程度時間が経ってからでないと自分が好きだったことに気が付かない。

 

 

そんな自分は大学に入ってから自分の好きになる傾向を把握した結果、

「自分はよく話す人と好きになるんだ。

告白はタイミングが肝心だし、女の人も好きだから付き合うっていうよりは付き合ってからその人を好きになるって場合もあるし、よく話す友達ができたら告白しよう。3ヶ月でいいか。」

 

そう考えるようになった。

 

 

①最初の彼女の話

 

大学に入り、同じ学部によく話す子ができた。

話も絶えないし、笑顔が素敵だし、家庭的な子だった。

 

 

そうして3ヶ月して告白した結果、付き合うことになった。

 

だかしかし問題が起きた。

 

どうせ好きになるからと思って告白したが、

告白した時は「好きになるかも」「気になってはいる」程度の好意なのだ。

 

そうして私は

「自分から付き合ってとお願いしたのに、自分が好きになってないじゃないか。好きにならないと。

でも、好きになるって自分に思い込ませることじゃないだろ。

だけどこのままじゃ彼女に迷惑だ。どうすれば…」と思うようになった。

 

もちろんそんな態度は彼女に見え見えであり、

彼女から別れを告げられることになった。

 

彼女は悪くない、悪いのは完全に自分だった。

 

 

②二人目の彼女の話

 

大学四年になり、就活も始まり、同時に研究室に配属になった。

 

自分の望み通りの研究室に入ったわけだけれど、そこで前から気になっていた(話したことがないので容姿だけ)子が同じ研究室だった。

 

就活で疲れていたからという言い訳と、7年付き合っていた彼氏と最近別れたということを友人から耳にしたので、その子に猛アタックをしかけた。

 

結果から言うと付き合えた。

 

就活中は自分もそこそこ忙しく、彼女もそれを理解してくれて応援だけしてくれた。

 

問題は就活が終えた後だ。

就活が終わると私は当然暇を持て余すようになって、バイトの友達や浪人の友達と遊び尽くすようになった。彼女を放ったらかしで。

 

ただ放ったらかしにしたのにも理由があった。

彼女と話すのは疲れたからだ。

 

なぜ疲れたかと言うと、自分が話題を振っても彼女は自分から話題を振らないのだ。

 

無限に聞き手。会話のキャッチボールがしたかった。それができなかった。

 

しかし彼女はそんな話す私が好きだった。

 

そうこうしているうちに別れることになった。

 

「私はあなたのことが好きだけど、あなたの好きとわたしの好きの大きさに差がありすぎる。本当に辛いから別れたい」と。

 

……そりゃそうだ。

 

 

 

 

昔話が過ぎた。

 

 

姉さんに振られた時は、

「ごめん。付き合えない。

そういう目で見れなかった、ごめんね。」

と言われた。

 

 

あくまでそれは上辺であり、本当は

「愛が重い。」

 

と裏で言われていました。

 

 

 

もう、なんだ。

 

愛が軽いと別れを告げられ、

愛が重いと告白は振られ、

 

ちょうど良い愛の重さってのがあるなら教えてくれ。

 

もう、疲れた。

 

 

 

「サシで3回遊べば付き合える」

「サシ飲みなんて好きな人としかしない」

「星なんて脈アリでしかない」

 

とか、なんなんだ、本当に。

全部嘘じゃないか。

 

それはもう普通の人なのが前提なのだろう。

 

こんな弱音をインターネットの海に流してる弱い自分だし、そんな人間が普通な人間なわけないか。

 

 

自分はネガティブで、よく周りから

「自信持てよ。そんなにマイナスに生きてても何も良い事ないぞ。」と言われているけれど、

 

あなたが脈アリだと断言した未来は壊されたし、

こんなことが起きてもポジティブでいろって言うのか?残酷すぎないか?馬鹿なのか?

 

私も好きでネガティブになってるわけじゃない。

こういう過去もあって自信が持てないのだ。

 

理由や過去、経験もない自信なんて、

それは自信じゃなくただの自惚れじゃないか。

 

 

自信を持てと言ってきた人らは皆「ごめん」の一言だけ。言うのは簡単だ。卑怯だ。

 

 

 

当然、過去に一人だけの女の人を好きになったわけじゃない。複数の人を好きになった。

だから、この先姉さん以上に良い人と会えるかもしれない。

 

今は広い視野をもって生きていくのが正しい道なのだろう。姉さんに固執しても明るい未来が待っている確率は無いに等しいだろう。

 

でも、もうこの先どうすればいいんだ?

 

 

散々人にいけるいけると言われ、

結果は無残に散った。

 

 

もう何も信じれない…。

 

 

 

 

本当にネガティブを卒業したい。

けれど、もうこの件で無理になったと思う。

 

 

 

疲れた。疲れたから休みたいけど、

そうやって休めれるなら人生どれだけ楽なのだろう

 

 

 

 

疲れた、寝よう